「イエスへの忠誠
2025年1月26日 主日礼拝説教梗概
聖書:ルカの福音書 12章1~12節
説教:安藤友祥主任牧師
イエス様は、数えきれない群衆が自分の元に集まって来る中、まず弟子たちに教え始められました。そして、ここで教えられていることは、イエス様に対する忠誠、イエス様に従う事、それも迫害の中においてどのようにするのか?という事が語られています。
イエス様はパリサイ人たちの偽善、教えに気を付けるように教えると同時に、弟子たちにも偽善に陥らないようにと続けます。イエス様は表面よく見えるが、心の中身は汚れ切っている、それを偽善だと指摘します。そしてイエス様はすべての事柄が明るみに出されるという事を教えられます。イエス様はここで、一人一人の生き方や行動、言動が外側においても内側においても統一されたもの。神様の御前にあって良いものであるようにと教えられています。
イエス様は弟子たちを「友」と呼びます。イエス様の「友」は、イエス様の保護下にあり、絶望的な状況でイエス様の支援を受けることが出来ます。そのようなイエス様の助けを思わせる言葉の後、イエス様は恐れることに対して教え始められます。イエス様は迫害者を恐れるなと教えられる。ただ「恐れるな」で終わるのではなく、本当に恐れるべき方、神様を教えます。ただその神様の憐れみと愛に触れ、恐れるべき方だが、恐れなくてもよいのだとフォローをします。
イエス様はイエス様を信頼し、信じる人への助け、保証を教えられます。教会の内や外を問わず、イエス様に従う者としての生き方、態度、立ち振る舞い、言葉が求められます。それをどこででも。迫害が起こっても、それを貫かなければならない。内側と外側の一致。迫害などがある時に、みことばを捨ててしまう、ではなく、みことばが実を結ぶこと。イエス様を信頼し通すことへと導こうとされています。
イエス様は赦されない罪、聖霊を冒涜する罪を教えます。聖霊の働きは私たちの魂に関わる事、信仰生活に関わる事です。その聖霊の働きを認めず、拒否し、拒むことが罪であると。私たちの助け主である聖霊は、私たちが証しする時にも助けてくださり、その話すべきことの備えの時にも働いてくださる方です。
私たちがイエス様を信頼し、信仰を告白し、その告白に生きる時、イエス様は私たちを見捨てず、直面する信仰の危機において、心配しなくてもいい、わたしを信頼しなさいと言う主のことばに、応えてまいりましょう。
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