「えこひいきしない!」

2022年10月30日礼拝説教梗概

聖書:ヤコブの手紙 2章1~13節

説教:安藤啓子牧師

 今日の2章から「えこひいきはあってはならない」という、新しいテーマに入りました。

「栄光の主イエス・キリスト」とは、父のひとり子としての栄光に満ちているイエス様。このイエス様の栄光が最も力強く現れたのは、イエス様の十字架と復活を通してでした。このことを知っている彼らですが、世の価値観にすっかり馴染んでしまっているため、彼らは恵みの信仰を持っていながら、この世の地位や立場に惑わされる結果、キリストによって変えられた者として、憐れみをもって生きることに失敗しています。
ヤコブはこの箇所で教会の中にあったえこひいきの罪について語っています。神様が望まれるのはえこひいきではなく、私たち自身も受けた神様の憐みのまなざしで人を見て、人と接する事ではないでしょうか?私達には既にイエス様の心が、まなざしが与えられています。この豊かな憐みによって救われた私達が、キリストに在る者にふさわしく愛し、ふさわしく語るという事によってこの憐みの実践をするのです。

 私達は律法による裁きを恐れながら生きるのではなく、自由な律法に積極的に生きる者とされています。それでも罪の性質と戦う事があります。誘惑もあります。だからこそ私達は、損得でえこひいきするような悪い考えで裁く者ではなく、御国を受け継ぐ者として、隣人を愛して生きる者としてくださいと、神様に求めるのではないでしょうか。それは、栄光の主を見上げていかなければ決してできないことです。

ですから私たちは信仰によって祈るのです。我々を失敗へと向かわせるものは何か教えてください。そして気づかせてください。その誘惑に勝利できるように、主の愛と力を満たしてください。えこひいきする誘惑に囚われることがないように、栄光の主イエス・キリストを信じる信仰を増し加えてくださいと。これらの願いと求めを、生ける真の神様は必ず与えて下さると信じて祈りましょう。

 そして、あわれみをもって仕え合い、愛し合うことを求められる神様は、それを私たちが実践できるように力も愛も知恵も惜しみなく与えて下さるお方です。そのことを信じて主にお従いいたしましょう。

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setachu
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