「神に仕える決断」
2025年2月9日 主日礼拝説教梗概
聖書:ルカの福音書 12章35~59節
説教:安藤友祥主任牧師
今日開いている箇所は、目まぐるしく、様々な話をされるイエス様の姿があります。ただ、この時に語られた内容は、終末の出来事として考える時に、一つの道筋が見えてきます。必ず来るその時に備えるという事。その時までにどのように過ごすのかという事。イエス様が分裂をもたらしに来られたこと。神様との和解が必要だという事。
35節。イエス様は「腰の帯を締め」と出エジプト、過ぎ越しの出来事を思い起こさせる言葉を使われます。あの日の緊急性を感じさせる言葉。私たちは、いつ来るか分からない、けれども必ず来られる、イエス様の再臨に備えていなければいけません。しっかりと目を覚まして備えている。その時も待ち望んでいる。そのようにしてこの時を過ごしたいのです。
42節からイエス様は忠実で賢い管理人に関して教えられます。管理人に任されているものをふさわしく管理し、必要を工面する。管理を委ねられているものは主人の物であり、管理人の所有物ではありません。ふさわしく管理しないのではなく、私利私欲のために用いたり、苦しめたりする場ならば、主人が帰って来た時に厳しい罰を受けます。私たちも主から委ねられたものがあります。再臨までの日々を、委ねられているものをふさわしく管理しつつ、過ごしていきたいのです。
イエス様は平和ではなく、分裂をもたらすために来られたと言われます。イエス様に対してどのような態度か。イエス様とどのような関係性なのか。これまでにも12章では迫害の中でイエス様を認めるのかどうか?という事も語られていました。イエス様との関係性が原因で家族の中にも分裂が起こるかもしれない。イエス様は自分との関係が、その人のいのちに関わる事であることを教えられます。
54節。人々は吹く風で先々を知ろうと状況を読んでいました。そのように先を読もうと風を読むのに、今の時代、状況から先を読もうとしないことは愚かであると教えられます。イエス様が来られて、神の国が来ていることは明らか。その状況をしっかりと理解し先に備えるようにと語られます。
58節。必ず来る再臨、終末の時。私たちに必要なことは神様との和解です。イエス様はここで緊張感を持って待ち、備える事。神様との和解を教えています。厳しくも前もって教えてくださることは愛です。
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