「神様が集める教会」
2023年2月12日主日礼拝説教梗概
エペソ人への手紙 1章23節
説教:安藤友祥主任牧師
「教会は、聖霊によって召し出された神の民、主イエス・キリストをかしらとするからだであり、羊飼いなる主の御声にのみ聴き従う羊の群れである。地上の教会は、再び来られる主を待ち望みつつ礼拝し、みことばを説教し、聖礼典を執行し、戒規を重んじ、聖霊の力によって全世界に福音を宣べ伝える。」
教会は旧約時代から続く流れの中、ペンテコステが起源の目に見える人々の集まりです。
「神の民」救いと同じ様に神様の一方的な選びによってイエス様をキリストと告白する、新しい共同体を創造されました。神ご自身の目的のために用いられる民です。
「キリストのからだ」聖霊のみわざが行われるときには、具体的な組織が必要です。復活の主、また聖霊が、今現在の地上において活動するために、必要な活動の拠点として、教会をキリストのからだとしています。またキリストを頭とした多様性と統一性、相互の依存性を持ち、補い合っていく、生きた有機体です。
私たちの集まりは、世界規模の目に見えない教会の、目に見える表れの一つです。目に見える教会は、ただの制度や集団組織に収まるのではなく、キリストの体としての、目に見えない教会の本質を具現化するために、教会で一致して祈り求めていくのです。
理想論にも聞こえます。教会には課題があります。聖書は、教会は問題や課題が起こる場所だと教えています。痛みを体験する。けれども、その中で祈り、励まし合い、神様にしがみつき神様を求めていく共同体です。神様と無関係ではなく、神様を信頼し求める共同体として、神様は教会を創造されました。教会はイエス様の体です。教会で起こった痛みはイエス様の体で起こっている痛みとも言えます。イエス様は痛みをともにしてくださりつつ、その共同体を礼拝へと招いてくださっています。
引用箇所:マタ16:18b、使徒2:42、Ⅰペテ2:9~10、コロ1:18、エペ2:22、使徒2:47b
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