「神様からの約束」
2021年5月23日礼拝説教梗概
聖書:使徒の働き2章1~4節、36~42節
説教:安藤友祥主任牧師
ペテロはヨエル書にある預言を引用し、自分たちに起こっている出来事を説明しました。神様が言われた終わりの日の出来事が、今目の前で起こっているのだと。そしてユダヤ人たちにあなたたちが救い主を十字架で殺してしまったと語ったのです。
ペテロはどうしたらよいかと求める人々に悔い改めの道を示しました。今、神様の前に罪ある状態であると。けれどもその罪は赦される事が出来る。悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受ける。そうすると赦されるだけではなく、聖霊を、あなた方も受ける事が出来ると。
悔い改めるとは、向き直るという意味があります。それまで神様を求めず、神様が導くものとは方向違い、見当違いの道を歩んでいた事を悔い改め、神様の方に向き直る事。神様が示してくださる方へ人生の歩みを進める。神様に従った生き方に立ち返るということです。神様は悔い改める時に赦してくださり、愛の関係へと回復させ、迎えて下さいます。
ここで与えられている約束は、イエス様を十字架にかけて殺した、神様の前に敵として歩んでいた者に与えられるという、信じられない破格の恵みの約束です。
何故、悔い改めを迫るのでしょうか?それは悔い改めなくては赦しが無く、神様の裁きからの救いも無いからです。ペンテコステに聖霊が与えられた事で、終わりの時代が始まりました。聖霊を待ち望む時代は終わり、今は裁き主であるイエス様の再臨を待つ時代がはじまっています。
神様の目から見て世界は曲がっています。この世界から、この状況から救われることが出来ると、ペテロははっきりと宣言しました。
モーセの時代に神の民としてイスラエルが誕生した事を記念する日に、神様は聖霊を与え、聖霊の助けを受けつつ神様に従って生きる新しい神の民、新しいイスラエルとして教会を誕生させました。私たちもこの新しい神様の民に加えられています。
なぜ聖霊が私たちに与えられているのでしょうか?イエス様の証人となるために、罪が赦され、曲がった時代から救われ、聖霊が与えられるのです。
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